【マイセンのあいうえお】平成の米騒動

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平成の米騒動

平成5年、日本は記録的な大凶作に見舞われました。
記録的な冷夏によって、日本中がコメ不足になり、のちに『平成の米騒動』と呼ばれる社会現象となりました。あまりの不足で、学校給食では、政府が緊急輸入したタイ米が出されるほどでした。

当時、創業2年目だったマイセンにも、知らない方々からの注文が殺到しました。中には、破格の値段で買い取るという闇米の話もありました。駆け出しで借金まみれだったマイセンにとって、喉から手が出るほど魅力的な話でしたが、結局売ることはありませんでした。
「安全で安心なお米を、お客様に直接届ける」という、自ら掲げた使命を、今こそ果たすときです。もとからのお客様を最優先とすることを貫き、騒動のあいだ、1度も不足なくお届けしました。
「お宅で買っていてよかった」
お客様にそう言われ、この判断は間違っていなかったと思いました。
この大凶作は、思いがけないヒントも与えてくれました。
同じ地区でも、問題なく収穫できた田んぼと、被害の大きい田んぼとがあったのです。この差はなんだろうと、原因を探っていくと、ある微生物にたどり着きました。
『光合成細菌』との出会いです。

光合成細菌は、土壌の環境を変えるので、そこにすむ生き物どうしが、助け合うようになります。稲もまた、他の生き物の力を借りることで、日照不足などの悪条件でも、無事生き延びることができるようになります。
早速、マイセンでも光合成細菌を取り入れると、天候不順でも、品質の良いお米を安定して収穫できるようになりました。

この騒動では、大変な思いもしましたが、その後のマイセンを支える、大事な思い出にもなっているのです。