【マイセンのあいうえお】餠

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ありがたいことに、マイセンの『玄米餅』は、1年を通して人気があります。

以前、在庫切れになってしまったときのことです。
あたたかい季節であったにも関わらず、「いつ入荷されるのですか?」というお声が立て続きました。

これには私たちが驚いてしまいました。正直、冬ではないので大きな影響はないだろうと、高をくくっていたからです。自分たちの気の緩みを恥じるとともに、商品がこんなにも、お客様から必要とされているのをうれしく思いました。

『玄米餅』の特徴は、プチプチとした独特の食感にあります。それが、玄米のもつ奥深い甘みと相まって、「このお餅を食べたら、ほかのお餅はたべられません」というお客様もいらっしゃいます。

原材料は、もち米の最高級品とされる「羽二重もち」の玄米のみ。もちろん残留農薬検査済みです。市販品の多くは、米粉にたくさんの水を混ぜて作られているので、調理すると形がくずれ、べったりしてしまいます。マイセンでは、コシと粘りを強くするため、水を出来るだけ使いません。しかしその分、杵でつくには、ひと苦労でもあります。

丸い形もおいしさの秘訣です。玄米餅の多くは、平たくのばして、四角い切り餅に仕上げられます。白米と違って、玄米餅は繊維が多く、粒が残っているので(これがプチプチした絶妙な食感を生み出しているのですが)、ほどよい丸に仕上げるには、人の手が必要です。その手間を省こうと切り餅にすると、味が落ちてしまいます。お豆腐が、包丁で切ったそばから味が落ちていくと言われるのと同じことです。それでマイセンでは、手間がかかっても、ひとつずつ丸餅に仕上げています。

つくにせよ、丸めるにせよ、すべてはおいしさのためです。ただ単に「玄米でつくった餅」ではないところが、ロングセラー商品となっている理由かもしれません。